日時:1月31日(水)1730-2030 
場所:三田いきいきプラザ2階「集会室」 東京都港区芝4-1-17(03-3452-9421)
プラザ内2階集会室(A・B・C)使用は抽選のため案内看板(林)をご確認下さい。

① JR田町駅下車、三田口プロムナードデッキを森永ビルに沿って浜松町方向右へ、第1京浜道路ファミマ前三叉路渡り日比谷通りを右側歩道直進50m先右折、公衆トイレ前通過直ぐ2階建て建物(徒歩7分)
② 地下鉄三田A-9から出て左30秒

テーマ:「イスラム教誕生/イスラム国家建国―アラブの民の価値観共有の原点―」

イスラム教の誕生(ムハンマド) 地中海沿岸・西アジア 610以降 宗教・聖戦
イスラム教の大きな特徴であり、キリスト教と根底において異なるのは、イスラム教自体が国家を建設したことです。イスラム教のウンマ(共同体)が国家でありイスラム教が国教ですから、国家体制を支える法体系が教義に所以しています。従って、イスラム教が建国した国家では、国民の価値観のベースがイスラム教に在って、国民のほとんどが信徒ですから、国政、国軍、国民をイスラム教で律せられるのが当然の現象です。
イスラム教徒の数は、キリスト教に次ぐ18億人を超えるとされる世界第2位の信徒を擁し、「グローバリゼーション」と「ボーダレス」という「超国家」性がイスラム教においても著しく認められます。宗教自体が国家を形成するということは、政教分離と真反対のガバナンスであって、それ故に相容れない宗教や国体との衝突も際立っています。別けても、イスラム教対キリスト教という構図でレコンキスタや十字軍などを経、今日でも相互に対峙して「聖戦」を繰り返しています。本文脈から、宗教がジオポリティークを読み解く大きなファクターであることを学習します。

東京都港区芝5-18-2