
皆様
この夏、世界では人々の幸せに一切寄与しない狂騒が繰り返されました。
国際社会を見渡せば
- 「ガザを執拗に攻撃するイスラエル」
- 「やめたくてもやめられないプーチンの戦争」
- 「武力衝突でなければ構わないと錯覚したトランプの関税戦争」
- 「既成事実化を狙う中国空母群の太平洋進出」
いずれも「暴力・強制」を道具にするであり、国際秩序を掻き乱す行為です。
日本では「戦争」とは無縁な社会現象が目につきました。
- 「参議院選挙の形骸化」
- 「自ら責任を負わぬ者による石破おろし」
- 「もの足りない野田節」
- 「のど元過ぎれば忘れる米騒動」
- 「ガザの飢餓を想像すらしない芸人の大食い競争」
これらは、一見「平和ボケ」として笑い飛ばせるかもしれません。しかし裏を返せば、戦後80年の日本が「戦争に無縁だった70年」と「戦争に接近したその後の10年」とを切り分けず、問題意識を希薄化させてきた証左でもあります。
その結果、戦争を知らぬ政治家たちが国会で「核兵器保有論」を当然のように口にする時代となりました。社会全体が「戦争を知らない日本人」で埋め尽くされる現実が、私たちの前にあります。
このまま流されてよいのでしょうか。
私ども国際地政学研究所は、この状況を克服するための企画を立ち上げます。
テーマは、「戦争に無縁だった日本の70年をどう取り戻すか」、そして同時に、「戦争に近づいたその後の10年に生まれた時代精神をどう総括するか」。
戦争体験を継承するとは、単なる記憶の保存ではなく、時代を批判的に読み解く営みそのものです。
その「大事なこと」を皆さまと共有する場をつくりたいと考えます。
多数のご参集を心よりお待ち申し上げます。
参考:
国会の場で、野田佳彦元首相が語る言葉には、しばしば「正論」があります。
「民主主義を守るべきだ」、「数の力で押し切る政治ではいけない」、「与野党を超えて責任を持つべきだ」
聞いている側は、一瞬「なるほど」と思います。言葉に力があるからです。
しかし、問題はその先にあります。
正論を語るだけで、現実を動かす力にまで昇華できない。
鋭い批判や冷静な指摘は、結局「拍手喝采」で終わり、政治のダイナミズムにはつながらない。
これが「野田節の物足りなさ」です。
1.日時: 2025年9月18日(木)1730-2000
2.場所:アルカディア市ヶ谷(私学会館)7階
3.テーマ:「戦争体験を継承するとは、どういうことか?」
4.報告::戦争体験ゼロ世代の元官僚(栁澤協二IGIJ理事長)・元自衛官(林吉永IGIJ理事)
★お申し込み:メール:hayashi@igij.org 電話:090-2308-7579
★聴講料:一般:1000円 、会員/学生/10回超ご聴講者:500円