年末のご挨拶及び新年1月のワークショップのご案内

会員の皆様
2020年の最後の週を迎えました。
1年間、IGIJとお付き合いいただき真にありがとうございました。
微力ながら何か社会のために一隅を照らしたいと努めてまいりましたが、まだまだ成果が見えません。
引き続き、飽くことなく2021年も力を尽くす所存です。

また、皆様からのご指導、ご助力を頂き、2020年、IGIJ自らの企画運営は、シンポジウム3回、ワークショップ11回、講座22回に及びました。
各催しに足をお運び頂き、「やりがい」という後押しを頂戴いたしました。
重ねて感謝申し上げます。
何かと身近に危険が及ぶ2020年でしたが、引き続き皆様のご無事、ご自愛、新年のご発展を祈念申し上げ年末のご挨拶とさせて頂きます。

国際地政学研究所 理事長 栁澤 協二、スタッフ 一同 拝

なお、2021年新年1月のワークショップは、「地政学(ジオポリティーク)」を、桜美林大学加藤朗教授にお話し頂けるご快諾を頂きました。
「現在」という文脈では、中国の「一帯一路」、ロシアの「ユーラシア主義」、止まることを知らない米国の「西進戦略」が関心を呼ぶジオポリティークです。
「地球を説く」、「戦いが何故絶えないか」、「宗教対立・衝突は不断に発生」、「旧約からローマ帝国のキリスト教国教化、宗教が国家形成したイスラム帝国、宗教という超国家の存在、十字軍とレコンキスタ、大航海時代、30年戦争、国際社会の誕生と秩序形成のルーティーン、地政学の最盛期と戦争の世紀、世界大戦、ユダヤとパレスティナの祖国喪失の相関、冷戦、秩序の対立・・・」などの歴史の連鎖を、「中東に存在する断層」というキーワードをもってモデル化し、私たちにインプリケーションを与えて頂けると期待いたします。
「所与の国家『日本』の私たち」には難しい国際情勢の読み解きに優れたインプリケーションを頂戴できると思います。  
実施予定は次の通りです。ご聴講をお待ちしております。

令和3年1月21日(木)1800-2030 (於)アルカディア市ヶ谷(私学会館・JR市ヶ谷駅から靖国方向左徒歩―会場まで―7分圏―会場階は案内板をご覧ください)
1800-1910:キーノート・スピーチ「中東の断層」桜美林大 加藤朗 教授
ディスカッサント:IGIJ 栁澤協二 理事長

聴講料:一般1000円・会員/学生・10回超ご聴講500円 頂戴いたします。
COVID19のためお申込み(hayashi@igij.org or 090-2308-7579 1月21日15時まで)制限となりましたら締め切らせていただきます。
ご聴講時、手指消毒、検温、マスクご着用ご励行ください。

重ねて、ご無事と良き新年をお祈り申し上げます。
IGIJ 理事 林 吉永 拝